【JAL A350-1000 新型ファーストクラス】世界一周旅行券でお得に搭乗できました!

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2024年2月に、JALの新型機A350-1000のファーストクラスに搭乗しました。

この新型エアバス機は、1月24日に羽田~ニューヨーク間に投入されたばかりで、話題沸騰中です!

14時間ほどのフライトでしたが、あっという間に過ぎてしまい、思わず「降りたくないよー、もっと乗っていたいよー」と、つぶやいてしまいました・・・

本ブログでは、JALの新型エアバスA350-1000ファーストクラスの魅力について、ご紹介しています。

また、本フライトのチケットは、ワンワールドの世界一周旅行の一部として発券したもので、通常よりお得に購入することができました。

このワンワールド世界一周旅行券を使った今回の旅行での、旅費や行程などについても、お伝えします。

最後まで読んでいただけるとうれしいです!

①JAL エアバスA350-1000について

2024年1月24日に、羽田~ニューヨーク間の運航を開始した「JALエアバスA350-1000」は、今話題沸騰中です。

この新型機が就航しているのは、現在のところ(2024年2月現在)、下記の一日4便のみです。

羽田⇒ニューヨーク JL006 11:05発 JL004 19:45発

ニューヨーク⇒羽田 JL003 6:35発  JL005 12:40発

今回私が搭乗したのは、ニューヨーク12:40発羽田17:15着のJL005便です。

JALのファーストクラスであれば、他の路線でも十分過ぎるぐらい素晴らしいのは、言うまでもありません。

ですが、この「エアバスA350-1000」は、その中でも別格です。

座席が広くて豪華なのはもちろんのこと、便利なタブレット、充実の収納スペース、ヘッドレスト内蔵のスピーカー、扉付きの座席など、快適に過ごす工夫があふれていました。

機内食も、高級食材をふんだんに使った繊細な味わいでした。

そして、CAさんのホスピタリティの素晴らしさ!

この便に限らずJAL便に共通したことかも知れませんが、乗客が快適に過ごせるようにという心遣いが伝わるような接客でした。

誰もが一度は乗ってみたい「JAL エアバス350-1000」。

2024年2月現在では、まだニューヨーク線のみですが、間もなくダラス線でも、新型が投入されるもよう。

さらに、羽田~ロンドン間でも、A350-1000の就航が、今年度中には始まる予定だそうです。

この新型機は、ファーストクラスだけでなく、ビジネスクラスもかなり充実した仕様のようです。

今後がますます楽しみですね!

②座席

〇広々としたプライベート空間

「エアバスA350-1000」ファーストクラスの座席配置は、縦3列×横2列

広々としたファーストクラスの空間に、たったの6席しかないという贅沢さです。

さらに、今回のフライトでは、6席中3人しか乗っていなかったので、プライベート感がすごかったです。

私が座席を予約したときには、1席しか埋まっておらず、好きな席を選び放題だったので、2番めの窓際をチョイスしました。

私は、基本的に一番前の座席は選びません。

理由は、すぐ前にトイレやギャレーがあって、落ち着かないことがあるからです。

そこで、今回選んだ座席は、窓際の2Aでした。

とにかく、広い!

座席幅は123㎝もあり、一人で座るのはもったいないぐらいです。

足元もゆったりと広く、二人で向かい合わせに座ることができます

中央に大きなテーブルが出る仕様になっているので、同伴者といっしょに食事をすることもできます

個人用モニターは43インチあり、ちょっとしたプライベートシアターのようです。

座席のヘッドレストにスピーカーが内蔵されており、ヘッドフォンなしで音声が楽しめます。

付きなのも、プライベート感が高まり、嬉しいポイントです。

希望により、布団を敷いてもらうこともできます。

布団は、固めと柔らかめから選ぶことができ、わたしは柔らかめをチョイスしました。

(写真がピンボケですみません!)

とても快適な布団だったのですが、気分が高揚していたのと、昼の便だったのとで、あまり寝られませんでした。

でも、寝ずに起きていたおかげで、憧れのJAL最新型ファーストクラスを思い切り楽しむことができ、かえってよかったです!

〇便利なタブレット

窓際には、タブレット型コントローラーが設置されています。

このタブレットを使うことで、あらゆる操作が手元でできてしまうので、とても便利でした。

大型スクリーンで観る映画などの操作はもちろんのこと、座席の操作もできます。

特に、便利だと思ったのが、照明の設定です。

食事のとき、寝るとき、ちょっとリラックスしたいときなど、その時の気分でモードが選べます。

個別の照明ごとに設定することもできます。

座席周りには、間接照明がいくつかありましたが、どれも和のテイストが感じられ、心が癒されるようでした。

タブレットを使って、窓の操作も一括でできます。

一つ一つの窓ごとに明るさを変えたい場合は、窓の下にボタンがあるので、それを使って操作します。

一人の座席に窓が3つもあるので、一括で明るさを変えられるのは、とても便利でした。

〇充実した収納スペース

各個室に備わる収納スペースは、使い勝手がよく、とても機能的です。

コートなどをかけられるロッカーや、シューズを収納できるスペースがあります。

シューズ入れは、一足ずつきちんと収納できるようになっています。

ペットボトルの水が入れてある物入れと、小物が入れられる引き出しが備えてあります。

向かい側の椅子の下には、持ち込み荷物が収納できます。

私は、小さめのスーツケースとリュックを収納しましたが、まだまだ余裕がありました。

持ち込み荷物を各座席下に置けるので、座席上の収納棚がありません

そのおかげで、機内がさらに広々としていて、開放的でした。

細かい所まで配慮されていて、超快適な空間になっていました。

〇アメニティ・その他

アメニティのトラベルケースは、「ゼロハリバートン」と「ヘラルボニー」のコラボレーションキットです。

外はシックな黒、中はカラフルな模様の、素敵なポーチです。

資生堂「クレドポーボーテ」の化粧品セット(ローション・エッセンス・マスク)もいただきました。

一度の使用で、肌がしっとりします。

旅で疲れたお肌に嬉しいですね!

ユニバーサルコンセント」と、「USB充電ポート タイプA/C」の両タイプがありました。

コンセントは2か所、USBポートは3か所に設置されていて、すごく便利です。

置くだけでスマホを充電できる「ワイアレス充電パッド」もありました。

今回(2024年2月)は、たまたまキャンペーン中だったようで、Wi-Fi無料クーポンをいただきました。

いただいたクーポン券の中に、プロモーションコードが書かれています。

そのコードを打ち込むだけで、簡単にWi-Fiに接続できます。

JMBダイアモンド、プレミアの方は、引き続きWi-Fiが無料のようです。

2025年3月まで、「JMBダイアモンド、プレミア会員限定Wi-Fiキャンペーン」が継続中です。

③機内食

ウェルカムドリンクは、CAさんおすすめの「柚木ドリンク」にしました。

とっても美味しかったので、お代わりしました。

その後、シャンパンをほんの一口だけ、いただきました。

シャンパーニュ・ビルカール・サルモン・キュヴェ・ルイ・サルモン2009年」という名の高級シャンパーニュです。

お料理は、迷った末、やはり和食(JALコーポレートシェフ堀内陽彦監修)にしました。

久しぶりの和食です!

小皿は、どれもとても美味しかったです。

写真下の左から、

・牛たんと大根の煮込み

・帆立南蛮漬け

・数の子とあぶら菜のお浸し

・叩き酢牛蒡、海老艶煮、厚焼き玉子、黒豆

・鰻の煮付け、豆腐、柚子

飲み物は、「ロイヤルブルーティー ”Queen of Blue”」。

本当に上品な味わいで、大好きなお茶です。

搭乗中、何杯もお代わりしました。

グラスでいただくので、まるで高級ワインを飲んでいるような、優雅な気持ちになります。

アルコールが苦手な方に、超おすすめです!

椀物は、鰤とクレソンのお椀です。

続いては、向付と預け鉢です。

写真下の左から半時計回りに、

・海鮮寄せ(たこ、帆立、海老)

・醤油ヌーベ

・蟹酢、若布、きゅうり、生姜

海鮮を醤油ヌーベに付けて食べると、さらに美味しさが増しました。

いよいよメインの台の物、飯物、留め椀、香の物です。

台の物は、穴子二身焼き、大根、里芋、いんげん、トマトでした。

優しい味わいが、旅で疲れた身体に染みわたりました。

飯物は、鯛飯と白ご飯のどちらかを選べます。

私は、好物の鯛飯にしました。

デザートは、ほうじ茶プリン。

どのお料理も、味も盛り付けも繊細で、一口一口味わいながらいただきました。

次回は、洋食のステーキを食べてみたいです。

その後は、アラカルトメニューの中から、好きなときに好きなものを注文することができます。

ちょっとうとうとした後、赤ワインとおつまみをいただきました。

ワインは、「シャトー・ラグランジェ2017」というボルドーワインです。

私は、あまりお酒は強くないのですが、カベルネ・ソーヴィニョンのこっくりとした味わいが好きなので、グラスに少しだけ、いただきました。

おつまみには「宮崎キャビア1983プレミアム」を選択しました。

何という贅沢なおつまみ!

キャビアの隣には、サーモンとワッフルが添えられていて、見た目もおしゃれで、食欲をそそります。

着陸前には、「HIdeki Matsui カレー」をいただきました。

これは、ニューヨークヤンキースで活躍した松井秀喜選手のお母さまのレシピを再現したものだそうです。

私は、とくに野球ファンではないのですが、松井選手のお名前や功績は知っていましたし、とくに「A350就航記念特別メニュー」という言葉にひかれました。

とっても美味しかったです。

松井選手の偉大さに、ほんの少しでもあやかれますように!

アラカルトメニューは、定食、サンドイッチ、麺類など、バラエティに富んでいます。

もうすでに満腹だったのですが、CAさんの「フルーツでもいかがですか」という優しいお言葉に、つい「お願いします」と答えてしまいました。

デザートは別腹と言いますが、ペロッと食べてしまいました。

最後は、薫り高いコーヒーで締めです。

本当に美味しかったです。

機内食とは思えない、豪華な食事でした。

ご馳走様でした!

④ワンワールド世界一周旅行

今回は、ワンワールドエクスプローラー・世界一周旅行航空券で、ファーストクラスのチケットを取りました。

この世界一周旅行の航空券には、エコノミー、ビジネス、ファーストの3種類のクラスがあります。

クラスによる違いだけでなく、何大陸をまわるかによっても、チケット代が異なります。

他にも、滞在する国によって、異なる入国税や空港税などがかかるので、どのような旅にするのかによって、一人一人チケット代が違ってきます。

では、参考までに、今回の私の旅について、行程と費用をご紹介します。

コース:ファーストクラス・3大陸

航空券代:131万円

旅程:17日間

①JL(日本航空)ファーストクラス 羽田⇒ロンドン

②BA(ブリティッシュエアウェイズ)ビジネスクラス ロンドン⇒バルセロナ

※バルセロナ3泊

③AA(ロイヤルエアモロッコ)ビジネスクラス バルセロナ⇒カサブランカ

※カサブランカ2泊 フェズ2泊

④AAビジネスクラス カサブランカ⇒リスボン

※リスボン3泊 

⑤BAビジネスクラス リスボン⇒ロンドン

※ロンドン1泊

⑥BAファーストクラス ロンドン⇒ダラス

⑦AA(アメリカン航空)ビジネスクラス ダラス⇒メキシコシティ

※メキシコシティ3泊

⑧AAビジネスクラス メキシコシティ⇒ニューヨーク

⑨JLファーストクラス ニューヨーク⇒羽田  

ファーストクラスにできるだけ多く乗るのか、行きたい国を優先するのか、目的によって旅程が変わってきます。

私の場合は、下記の3つを最優先事項にしました。

①最初と最後は、JALの長距離ファーストクラスに乗りたい。

②ニューヨーク線の新型ファーストクラスに乗りたい。

③家族が仕事で滞在しているモロッコに行きたい。

それ以外は、できれば

④メキシコとポルトガルに行きたい。

⑤一つの国に、3~4日ずつ滞在したい。

という希望を伝えて、代理店にプランを作っていただきました。

⑤まとめ

誰もが一度は乗ってみたいと思うファーストクラス、しかも最新型でのフライトは、この飛行機に乗るためだけに旅をしてもいいな・・と思ってしまうほどでした。

しかも、世界一周旅行券のおかげで、通常よりかなりお得な旅になりました。

ちなみに、JALの長距離路線(欧米)のファーストクラスは、片道200万円はします。

それが、131万円で、JAL長距離ファーストクラス2回、ブリティッシュエアウェイズの長距離ファーストクラス1回を含む世界一周旅行ができてしまいました!

次回、ヨーロッパかアメリカへ旅行する際にも、世界一周旅行券をぜひ利用したいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ヒトフェリよりご挨拶
ヒトフェリよりご挨拶

こんにちは! 池袋在住、アラ環女子のヒトフェリです。

ヒトフェリは、「フェリス(幸せ)なヒトミ」の意味で、願望を込めて付けました。

念願かなって仕事をフルリタイアし、気ままな旅を楽しみながら、第二の人生を模索中です。

アラ還女子の旅日記。どうぞよろしくお願いします!

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