2025年4月に、ワンワールド世界一周旅行券を利用して、ファーストクラスの旅を満喫しました。
前回は、観光をメインにしましたが、今回は、ファーストクラス&空港ラウンジを第一の目当てに、旅程を組みました。
↓↓前回の旅行記です
その結果、8回もファーストクラスに搭乗することができました!
さらに嬉しいことには、JALのFOPを一挙に60000ポイントも獲得!!
大満足の旅になりました。
本ブログは、ワンワールド世界一周旅行券を使った旅の記録です。
「お得にファーストクラスの旅を楽しみたい」
と考えている皆さんの、少しでも参考になれば嬉しいです。
●ワンワールド 世界一周旅行券
ワンワールド世界一周旅行券には、エコノミー、ビジネス、ファーストの3種類のクラスがあります。
クラスによる違いだけでなく、何大陸をまわるかによっても、チケット代が異なります。
私は、今回、「ファーストクラス」「4大陸」の旅を選びました。
(他にも、滞在する国によって、異なる入国税や空港税などがかかるので、どのような旅にするのかによって、それぞれチケット代が違ってきます。)
旅行を計画するときには、一般的には、どの国(都市)に行きたいかで、旅程を決めることが多いと思います。
ですが、私の今回の世界一周旅行は、
「できるだけ多く、ファーストクラスに乗りたい」
「JALのFOPをたくさん稼ぎたい」
「カタール航空のファーストラウンジに入りたい」
「キャセイパシフィック航空のファーストラウンジに入りたい」
という希望を優先して、計画を立てました。
私は、代理店(HISさん)にお願いして、旅程を組んでいただきました。
自分で旅程を組んで航空券を購入することも、できなくはないのですが、かなり大変です。
とくに、ファーストクラスの場合、路線が少なく計画が立てづらいのです。
手数料はかかりますが、その価値は十分あると思います。
プロの方と相談しながら計画したおかげで、希望通りの旅程を組むことができました。
●実際の旅程と費用
では、今回の旅程と費用をご紹介します。
コース:ファーストクラス・4大陸
航空券代:173万円
旅行期間:20日間
①JL(日本航空)ファーストクラス 羽田⇒バンコク
②CX(キャセイパシフィック航空)ビジネスクラス バンコク⇒香港
※香港 3泊
③CX(キャセイパシフィック航空)ファーストクラス 香港⇒ロンドン
④QR(カタール航空)ファーストクラス ロンドン⇒ドーハ
※ドーハ 2泊
⑤QR(カタール航空)ファーストクラス ドーハ⇒ロンドン
※ロンドン 2泊
⑥BA(ブリティッシュエアウェイズ)ファーストクラス ロンドン⇒サンフランシスコ
⑦AA(アメリカン航空)ビジネスクラス サンフランシスコ⇒マイアミ
※マイアミ 1泊
⑧AA(アメリカン航空)ファーストクラス マイアミ⇒サンパウロ
※サンパウロ 2泊
⑨AA(アメリカン航空)ファーストクラス サンパウロ⇒マイアミ
⑩AA(アメリカン航空)ビジネスクラス マイアミ⇒ニューヨーク
※ニューヨーク 2泊
⑪JL(日本航空)ファーストクラス ニューヨーク⇒羽田
1番の目当てだった「たくさんファーストクラスに乗る」という点については、11回搭乗したうち、8回がファーストクラスだったので、十分達成できたと思います。
次に、2番目の目当て「距離(マイル、FOP)を稼ぐ」を達成するために、南米を入れた4大陸を選択しました。
ちなみに、ワンワールドを利用して、南米にファーストクラスで行くには、アルゼンチンのブエノスアイレスか、ブラジルのサンパウロしか、選択肢がありません。
次に、距離を稼ぐための工夫として、ロンドン・ドーハ間を往復しました。
これは、ただ距離を稼ぐためだけではなく、カタール航空のファーストクラスに乗ってみたかったこと、ドーハのファーストクラスラウンジを体験してみたかったことも、大きかったです。
その結果、FOPを約60000ポイント獲得できました。
●ファーストクラスの座席・機内食
先ほど述べたように、今回の旅では、全部で8回、ファーストクラスに搭乗しました。
どのフライトも、ずっと乗っていたいと思わせるほど、快適でした。
その中から、いくつかをご紹介します。

まず、クイズから始めてみたいと思います。
下の写真の場所は、どこでしょう⁇



答えは・・・
ハマド国際空港(ドーハ)「カタール航空ファーストクラス」のトイレ
でした!
初めて入った時、
「あれ?ここはトイレじゃない?」
と思い、CAさんに、
「トイレは、どこですか?」
と、尋ねてしまいました。
そのぐらい、広くて豪華でした。
実は、ソファの一部が便座になっているのです。
もちろん、座席も広くて、快適!

↑カタール航空ファーストクラスの座席
どのエアラインのファーストクラスも、シートが革張りだったり、収納スペースがたっぷりあったりして、飛行機に乗っているのを忘れてしまうほどでした。

↑アメリカン航空ファーストクラスの座席

↑キャセイパシフィック航空ファーストクラスの座席

↑ブリティッシュエアウェイズ航空ファーストクラスの座席
ですが、やはり、一番広くて快適だったのは、JALニューヨーク線です。

↑JALのエアバスA350-1000のファーストクラスの座席は、三人が十分座れるぐらいの広さでした。

布団の堅さを、2種類から選べるのは、さすがのサービス!
かゆい所に手が届く、まさに、おもてなしの心が行き届いていました。
次に、機内食について、ご紹介します。
各エアライン毎に工夫されていて、食べ応え満点でした。

上の写真は、キャセイパシフィック航空の機内食ですが、何とこれが前菜!
キャビアがビンごと惜しげもなく、提供されます。

↑JALバンコク線でも、キャビアをいただきました。
和食とキャビアがぴったり合って、上品な味わいでした。

上の写真は、カタール航空機内食の前菜です。
食器やテーブルウェア、盛り付け方など、細かい所まで洗練されていました。

上の写真は、ブリティッシュエアウェイズの機内食です。
あまりお腹が空いていなかったので、軽食の中からおススメをお願いしたところ・・・
出てきたのは、とても軽食とは思えないボリューム満点のフィッシュバーガー&チップス‼
執事のような素敵な雰囲気のCAさんが、にこにこしながら、
「これは超おすすめです!」
のようなことをおっしゃっていたので、がんばって残さず食べました!
本当に美味しかったです。
味も見た目も楽しませてくれるのが、ファーストクラスの機内食の素晴らしさですね。
●ファーストクラスの空港ラウンジ

ここで、もう一問、クイズです!
下の写真の場所は、どこでしょう⁇



答えは・・・
香港国際空港「キャセイパシフィック航空ファーストラウンジ WING」内のカバナ
でした!
大きいバスタブ、ソファ、デスク、トイレなど、広々とした豪華な部屋は、超高級ホテルの一室のようでした。
香港国際空港には、WINGの他にも、「キャセイパシフィック航空ファーストラウンジ PIER」があります。
このPIERの特徴は、マッサージのサービスがあるところです。

私は、フットマッサージをお願いしました。
アロマの香りがする落ち着いた空間で、とてもよい気持ちでした。
食事も、もちろん高級レストラン並みの豪華さです。
ラウンジ食で、特に印象に残ったのは、「カタール航空 ドーハ ファーストラウンジ」です。
まるで、一流フランス料理店のコース料理のようでした。

↑ロブスターがとろける美味しさでした。
盛り付けも、美しい!

↑骨付きラム肉は、ピスタチオソースがかかっていて、何とも言えない香ばしさ!

↑デザートも、たくさん種類があって迷うほどでした。
一般的に、JALダイアモンド会員(プレミアでもOK)、つまり、ワンワールドエメラルド会員であれば、各航空会社のファーストラウンジに入ることができます。
ですが、ドーハのファーストラウンジは、ファーストクラスの乗客しか入ることができません。
それだけに、豪華さも超一流でした!
他の空港ラウンジの食事も、どこも素晴らしかったです。

↑ロンドンのブリティッシュエアウェイズのファーストクラスラウンジは、「コンコルド」と呼ばれています。
このコンコルドラウンジのレストランで、イギリスの伝統的な朝食をいただきました。
美味しかったのですが、朝からこんなに食べられないほどのボリューム‼
本当に申し訳なかったのですが、残してしまいました・・・
ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港では、アメリカン航空の「ソーホーラウンジ」を利用しました。
このラウンジは、私の大好きなラウンジの一つです。
レストランはなく、ビュッフェのみですが、種類が多くて、どれも美味しいです。

そして、全体的にゆったりとしていて、静かで上品な雰囲気が漂っています。
特に私のお気に入りは、暖炉のある一画で、とても落ち着く空間です。

空港ラウンジは、搭乗前のわくわくする気持ちを、さらに高めてくれますね!
●まとめ
いかがでしたか。
ワンワールド世界一周の利点は、たくさんありますが、自分好みにカスタマイズできるところが、一番の魅力ではないでしょうか。
今回の旅で、私が利用した航空会社は、下記の5つです。
・JAL
・キャセイパシフィック航空
・カタール航空
・ブリティッシュエアウェイズ
・アメリカン航空
ワンワールドには、この他に、
・カンタス航空
・マレーシア航空
があります。
特に、カンタス航空は、これまでエコノミー、ビジネスを含めて、一度も搭乗したことがないので、次回はぜひ利用したいと思います。
皆さんも、ぜひ、ワンワールド世界一周旅行券で、お得な旅を楽しんでくださいね!