以前から一度は行ってみたいと思っていた「不老ふ死温泉」。
東京からだと結構時間がかかるので、これまでなかなか訪れることができずにいました。
今回は、青森の他の温泉に行く機会を利用して、訪れてみることにしました。
その結果・・・やっぱり行ってよかったです!
海と一体になったような絶景風呂と、海産物たっぷりのビュッフェが最高でした!
青森駅からの「リゾートしらかみ号」での旅も、車窓からの景色が美しく、長旅を楽しむことができました。
本ブログでは、2023年の夏に「不老ふ死温泉」を訪れた時の様子をまとめています。
青森駅(新青森駅)から、旅館から迎えのバスが来る「ウェスパ椿山」までの「リゾートしらかみ号」についても、お知らせします。
これから「不老ふ死温泉」に行こうかと考えている方の、少しでも参考になれば嬉しいです。
1.温泉
〇不老ふ死の湯
「不老ふ死の湯」は、男女別の大浴場です。
内湯には、源泉掛け流しの浴槽、真湯のジャグジー、水風呂、サウナ、洗い場があります。
内湯の源泉掛け流しの温泉からは、窓越しに海が見渡せます。
内湯からは露天風呂に出ることできます。
高い場所にあるので、遠くまで海が見渡せて、大迫力の絶景です!
浴槽には、源泉が勢いよく湧き出ています。
海に映る夕日が、素晴らしかったです。
この後ご紹介する「海辺の露天風呂」が有名ですが、この「不老ふ死の湯」の露天風呂も、眺めの素晴らしさでは、負けていないと思います。
雄大な海と空を眺めながら、ぼーっと温泉に浸かり、幸せな時間を過ごせました。
〇海辺の露天風呂
いよいよ、憧れの「海辺の露天風呂」です!
本館から外へ出て、海岸に作られた歩道を歩いて行きます。
右側が女性用、左側が混浴となっています。
女性が混浴するための湯浴み着の貸し出しもあるようです。
最初に目に入った風景に、思わず「きれい‼」と声をあげてしまいました。
空と海と一体となるって、こういうことなんだなあと、改めて感動!
まさに、絶景でした。
ここでも、源泉が惜しみなく湧き出ていました。
〇黄金の湯
「黄金の湯」は、「海辺の露天風呂」への出口の手前にあります。
「海辺の露天風呂」にはシャワーがないので、この「黄金の湯」で身体を洗ってから、露天風呂へ行くことになっています。
特に、日帰り入浴の場合は、露天風呂へ行く前に、必ずここで汗を流す必要があります。
こじんまりとしていますが、景色がよく、ぬる湯とあつ湯に分かれているのも、なかなか良かったです。
もちろん、源泉掛け流しです。
2.部屋
宿泊した部屋は、「モダン和室」です。
畳敷きの部屋に、ツインベッドが置いてありました。
ベッドは西川のエアーマットレスを使用しており、快適な寝心地でした。
ベッド脇の照明は、青森のブナを使っていて、温かみのある光に、ほっとします。
そして、何よりも素晴らしいのは、窓からの景色です。
窓際に、テーブルと椅子があったので、期待しながらカーテンを開けてみると・・・
海と空の雄大な景色が、目の前に広がっていました!
太陽の日差しが海にうつってキラキラと輝く様に、うっとりしてしまいました。
洗面台とトイレも、新しくて、使いやすかったです。
部屋には、浴衣やタオルが用意されていましたが、自由に選べる色浴衣が廊下に用意されていたのも、女性にとってうれしいサービスです。
宿の部屋の種類は少なく、選択肢としては、他に「和室」「洋室」がありましたが、やや広くて快適そうだった「モダン和室」を予約しました。
シンプルですが、使い勝手のよい快適な部屋でした。
3.食事
夕食、朝食ともに、食事会場でいただきました。
個室食、部屋食の設定は、ないようです。
天井が高く、広々とした会場で、ゆったりと食事ができました。
座席が自由に選べたのもよかったです。
〇夕食
海産物が豊富で、最高の夕食でした!
お刺身はもちろん、サザエのつぼ焼きや帆立も、すごく美味しかったです。
海鮮陶板焼きも、ありました。
アワビの天ぷらも、食べ放題です。超豪華‼
小海老の天ぷらがサクサクしていて、何度もお代わりしてしまいました。
デザートのアイスは、注文すると持ってきてくれます。
3種類のアイスは、どれも滑らかで、美味しかったです。
〇朝食
朝食にも、お刺身などの海産物がたっぷり!
北寄貝のサラダは、ワサビが利いていて、しゃきしゃきとした歯触りが、最高でした。
北寄貝とししゃものワサビ漬けを和えたお料理だそうです。
大和芋のとろろも、大好物なので、たっぷりといただきました。
デザートにぶどうをいただいて、しめとしました。
夕食も、朝食も、大満足でした。ごちそう様でした!
4.青森駅・新青森駅からのアクセス
青森駅・新青森駅からは、五能線「リゾートしらかみ」に乗車し、「ウェスパ椿山」駅で降ります。
「ウェスパ椿山」駅までは、宿のバスが送迎してくれます。
「リゾートしらかみ」の乗車時間は、3時間20分~30分ほどかかりますが、快適な座席と美しい景色で、電車の旅を楽しむのも悪くなかったです。
ボックス席もあるようでした。
津軽富士の雄大な姿が、よく見えました。
途中から、海が見えてきました!
美しい海の景色が続きます!
往路の途中、「千畳敷」という駅で、15分ほど停車し、近くを散策することができました。
昔、津軽の殿様が、畳を千畳敷いて宴会をしたとの言い伝えから、「千畳敷」という地名がついたそうです。
「日本の夕日百選」にも選ばれたという絶景に出会うことができました。
復路の電車では、「じょんから節の生演奏」というサービスがありました。
1号車で生演奏を行い、他の車両には車内放送で伝えていました。
車内販売はありませんが、セルフレジの売店があります。
「中まで赤いりんごジュース」「男鹿のナマハゲコーヒー」「白神山地の水」を購入しました。
温泉だけでなく、列車の旅でも、楽しい思い出ができました。
5.まとめ
いかがでしたか。
今回、初めて「不老ふ死温泉」を訪れましたが、目当ては何と言っても露天風呂でした。
「海辺の露天風呂」も、パノラマ絶景の「不老不死の湯」も、どちらも期待通りの絶景で、大満足でした。
さらに、期待以上だったのは、海鮮たっぷりのビュッフェや、「リゾートしらかみ」での旅です。
部屋からの眺めも素晴らしかったです。
東京から行くのには、かなり時間がかかりましたが、それだけの価値はありました。
行ってよかったです!
「不老ふ死温泉」は、温泉好きの方はもちろん、海鮮好き、列車の旅好きの方には、特におすすめしたいです。