【松川温泉 峡雲荘 宿泊記】掛け流し源泉を心ゆくまで味わえる秘湯 

松川温泉「峡雲荘」の露天風呂の様子 温泉旅行

松川温泉の一軒宿「峡雲荘」は、今回2度目の滞在です。

初めて訪れたときに、温泉の質の良さと、素朴な雰囲気に癒され、お気に入りの温泉の一つになりました。

峡雲荘」は、八幡平国立公園の中にあり、ブナやナラの原生林に囲まれています。

温泉は、全て源泉掛け流し。エメラルドがかった乳白色をしていて、とても綺麗です。

本ブログでは、2023年8月に、松川温泉峡雲荘に宿泊した時の様子をまとめています。

源泉掛け流しや秘湯好きな皆様の、少しでも参考になれば嬉しいです。

1.部屋

部屋の種類は、3種類のようです。

本館和室(トイレ付き)

・別館和室(トイレ無し)

・洋室

洋室が一番居心地がよさそうですが、1室しかないので、予約が取りづらいかも知れません。

私が今回宿泊した部屋は、「本館和室」。

素朴でほっとする雰囲気です。

8月にもかかわらず、クーラーの必要がない涼しさで、避暑にきたように快適に過ごせました。

峡雲荘の本館和室 座卓、椅子、扇風機がある 
峡雲荘の本館和室 テレビ、金庫が置いてある
峡雲荘の本館和室 テレビ台の上に、和風の絵がかかっている

窓から見える緑にも、心が癒されました。

峡雲荘の本館和室 窓から美しい緑が見える

浴衣、バスタオル、タオルが用意されていました。

峡雲荘の本館和室 浴衣、バスタオル、タオルが置いてある

洗面台、トイレも新しく、使い勝手がよかったです。

峡雲荘の本館和室 洗面台は、新しくて使いやすい
峡雲荘の本館和室 トイレは、清潔で使いやすい

豪華さはないかも知れませんが、清潔感があり、我が家に帰ってきたような、どこかほっとする、とても居心地のよい部屋でした。

2.温泉

男女別大浴場には、内風呂と露天風呂があります。

〇内風呂

ます最初に、木の香りと白濁した濁り湯に、これぞ温泉!と、気分が上がります。

峡雲荘の大浴場 内風呂は、壁や湯船が木製で、情緒がある

エメラルドがかった乳白色で、本当に美しい温泉です。

峡雲荘の大浴場 内風呂には、エメラルドがかった乳白色の温泉が湧き出ている

源泉掛け流しの温泉は、惜しげもなく、湯船からどんどんあふれ出ていました。

峡雲荘の大浴場 内風呂には、湧き出た源泉が、湯船から惜しげもなくあふれ出している
峡雲荘の大浴場 内風呂には、湧き出た源泉が、湯船から惜しげもなくあふれ出し、きらきらと輝いている

水の出るカランがありますが、お湯は出ません。

峡雲荘の大浴場 内風呂には、水が出るカランがある。シャワーはない。

髪や顔を洗うためのきれいなお湯は、長方形の湯船に湧き出ているお湯を使います

こちらももちろん源泉です。

峡雲荘の大浴場 内風呂には、髪や顔を洗うためのきれいなお湯が沸き出ている湯船がある
峡雲荘の大浴場 内風呂には、髪や顔を洗うための長方形の湯船があり、源泉が沸き出ている

シャワーがないことに、最初はちょっと戸惑いましたが、慣れると、源泉で全身洗えることがとても貴重なことに思え、不便さは感じませんでした。

〇露天風呂

露天風呂は、内風呂からつながっています

乳白色の温泉と緑の木々がとても美しく、まるで絵のようで、見とれてしまいました。

峡雲荘の大浴場 露天風呂は、エメラルドがかった乳白色の温泉と、木々の緑が美しい。
峡雲荘の大浴場 露天風呂は、自然の中で、温泉浴と森林浴が一度に楽しめる

屋根はありませんが、木の下や石の後ろに陰ができていたので、日中も日焼けを気にせず、温泉を楽しめました。

峡雲荘の大浴場 露天風呂は、木々の下や、岩の後ろに陰があり、日中も日焼けを気にせずに温泉浴が楽しめる

温泉浴と森林浴が一度に楽しめるような、素敵な露天風呂です。

これが魅力で、2回連続で夏に訪れました。

ですが、冬の雪景色や秋の紅葉も、きっと素敵なのでしょうね!

次回は、夏以外にも訪れてみたいです。

3.食事

〇夕食

夕食は、部屋でいただきました。

部屋食は、周りを気にせず、自分のペースで食べられるのが、いいですね!

お刺身の岩魚・イトウ(幻の魚と言われているそうです)が、すごく美味しかったです。

他にも、山菜やきのこなど、地元の食材を活かした心のこもったお料理が並びます。

峡雲荘の夕食 岩魚や幻の魚イトウの刺身の他、山菜やきのこなどの地元の食材を活かした心のこもった料理が並ぶ
峡雲荘の夕食 魚のフライ
峡雲荘の夕食 豚しゃぶサラダ
峡雲荘の夕食 豆腐のいくら乗せ

好物の岩魚の塩焼きは、とても柔らかくて、骨まで美味しくいただきました。

峡雲荘の夕食 岩魚の塩焼き

メイン料理は、短角牛の陶板焼きです。

岩手県産の短角和牛は、自然の中で放牧された高級牛肉。

美味しくてほっぺたが落ちそうでした!

峡雲荘の夕食 短角牛の陶板焼き

赤ワインが好みなのですが、今回は、地元の「林檎ワイン」にしました。

3種類の林檎「ジョナゴールド」「千秋」「紅玉」から作られているそうです。

爽やかで、ほんのり甘くて、とても美味しかったです。

峡雲荘の夕食 林檎ワイン

デザートまで美味しくいただきました。

峡雲荘の夕食 デザート

私は、結構たくさん食べる方なのですが、食べきれないぐらいボリューム満点の夕食でした。

ごちそうさまでした!

〇朝食

朝食は、食事会場でいただきました。

峡雲荘の朝食の会場 大広間に、テーブル、椅子が並んでいる

窓から見える景色の美しさに、朝から食欲も増すような気がします。

峡雲荘の朝食の会場には、大きな窓があり、美しい緑が見える

テーブルには、美味しいおかずが少しずつ、用意されていました。

峡雲荘の朝食 素朴な料理が数多く並んでいる
峡雲荘の朝食 きんぴらごぼう、いかの塩辛、果物など

席に着くと、温かいお味噌汁と、焼き魚が運ばれてきました。

峡雲荘の朝食 魚の開き、お味噌汁

鍋に火を入れいただきました。

中は、ハムエッグでした。ハムがとても分厚くて美味しかったです。

峡雲荘の朝食 ハムエッグ

自由に取れるコーナーに、飲み物、海苔、納豆、梅干しなどが置いてあります。

峡雲荘の朝食 牛乳、野菜ジュース、飲むヨーグルトなど、選べる飲み物
峡雲荘の朝食 海苔、納豆、梅干しなど、自由に選べる
峡雲荘の朝食 自由に選べるコーナーから取ってきた納豆、海苔など

朝から大満足、またまたお腹いっぱいになりました。

4.アクセス

電車とバスを利用する場合のアクセスを、ご紹介します。

東北新幹線「盛岡駅」東口を出ると、バスターミナルがあります

盛岡駅のバスターミナルの様子

「松川温泉行き」は、3番バス乗り場から出ています。

盛岡駅のバスターミナル 3番乗り場から「松川温泉」行きのバスが出る

バスは、終点の「松川温泉」で下車します。

乗車時間は、約1時間50分です。

旅館の正面で停車してくれるので、とても便利です。

松川温泉 峡雲荘の正面玄関
松川温泉 峡雲荘の玄関にかかっている札「みちのくの名湯 峡雲荘」

帰路は、旅館のすぐ正面のバス停から乗車します。

峡雲荘の正面にある「松川温泉」バス停 ここから盛岡駅行きのバスが出る
峡雲荘の正面にある「松川温泉」バス停 周囲は緑に囲まれ、美しい景色が広がる

盛岡駅バス停も松川温泉バス停も、どちらも始発というのが、有難いですね!

岩手県北バス時刻表(2023年9月現在)

盛岡駅⇒松川温泉 6:54⇒8:51 12:12⇒14:02 13:42⇒15:30 

松川温泉⇒盛岡駅 9:45⇒11:29 14:45⇒16:29 16:20⇒18:09

5.まとめ

白濁したお湯は、温泉好きにはこたえられませんよね!

今回ご紹介した「松川温泉 峡雲荘」は、まさに白濁した掛け流し

しかも、24時間いつでも入浴可能です。(清掃のため、30分間使用できない時間帯があります。)

峡雲荘の玄関に提灯「日本秘湯を守る会」がかかっている

日本秘湯を守る会」にも登録されています。

秘湯の魅力を十分持ちつつ、居心地は快適、アクセスも良い「松川温泉 峡雲荘」は、温泉好きの方にぜひ一度は訪れていただきたいおすすめの温泉です!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ヒトフェリよりご挨拶
ヒトフェリよりご挨拶

こんにちは! 池袋在住、アラ環女子のヒトフェリです。

ヒトフェリは、「フェリス(幸せ)なヒトミ」の意味で、願望を込めて付けました。

念願かなって仕事をフルリタイアし、気ままな旅を楽しみながら、第二の人生を模索中です。

アラ還女子の旅日記。どうぞよろしくお願いします!

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