大好きなメキシコへは、何度か訪れていますが、今回、初めて「グランホテル シウダッド デ メヒコ」に宿泊しました!
この「グランホテル シウダッド デ メヒコ」は、映画007の舞台になったこともある(2度も!)素敵なホテルです。
中でも、映画の場面として一躍有名になったエレベーターは、宿泊客以外の観光客も、毎日たくさん見学に訪れるほどの美しさです。
歴史地区の中心「ソカロ広場」に面しているという最高のロケーションも魅力。
メキシコシティへの旅行を計画している方に、ぜひおすすめしたいホテルです。
本ブログでは、「グランホテル シウダッド デ メヒコ」の魅力を、詳しくお伝えしていますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
グランホテル シウダッド デ メヒコ☆☆☆☆
1.部屋
今回、私が宿泊したのは、「ジュニアスイート ソカロビュー」というお部屋です。
小さなバルコニーが付いていて、「ソカロ広場」が見渡せます。
正面には「国立宮殿」が見えて、まさに圧巻でした。
部屋は、クラッシックで豪華なインテリア、かつ、近代的な設備が備わり、快適に過ごすことができました。
天蓋付きのベッド、優雅な書斎デスク、ふかふかのソファなど、雰囲気満点です。
電気暖炉があったので、試しに点けてみました。
炎がゆらゆら揺れて、とても素敵でした。(暑い日だったので、すぐ消しましたが・・)
洗面室は、白い大理石造りで、豪華です。
マーブル模様のおしゃれな洗面ボールが、2つ付いています。
バスタブはなく、シャワーのみですが、水圧が強くて使いやすかったです。
トイレの空間も、広々としていて、清潔感いっぱいです。
中南米では、ペーパーを流せないところがありますが、ここでは問題なしでした。
アメニティは、天然素材のものが置かれていました。
デスクの上に、ウエルカムスイーツが用意されていました。
チョコペンで名前も描かれていて、ちょっと嬉しい!
味は、少し甘すぎるかな~とも思いましたが、コーヒーと一緒にいただくと、ちょうどよくて、美味しかったです。
夜は、ソカロ広場全体がライトアップされ、幻想的な美しさでした。
左側には、「メトロポリタン大聖堂」が見えます。
右側に見える、青くライトアップされた建物は、「市庁舎」です。
「グランホテル シウダッド デ メヒコ」の建物も、夜は青くライトアップされ、ソカロ広場の風景と一体となって、見とれてしまうほどの美しさです。
「グランホテル シウダッド デ メヒコ」には、ソカロに面した部屋と、そうでない部屋がありますが、個人的には「ソカロビュー」の部屋がおすすめです。
ですが、人気が高い「ソカロビュー」の部屋は、満室の可能性もありますし、部屋の快適さ、ロケーションの良さ、コストパフォーマンスなどを考慮して、景色にこだわらず部屋を選ぶというのも、ありかなと思います。
2.朝食
朝食ビュッフェのレストランは、メキシコ料理の「テラサ」です。
私の部屋は4階で、「テラサ」は一つ上の5階だったので、階段を利用しました。
その階段も、芸術的で美しかったです。
「テラサ」は広々としていて、空いていました。
窓際の席に座り、景色を楽しみながら、食事をしました。
ビュッフェの種類は、定番のものからメキシコ料理まで、種類がとても多く、ほんの一部しか食べられませんでした。
盛り付け方も凝っていて、眺めているだけで、楽しい気分になります。
好物の「ナカタマル」があったので、いただきました。
「ナカタマル」とは、トウモロコシをベースにした皮に、肉や野菜などを巻いて、バナナの葉っぱで包み、蒸したり煮たりしたものです。
クリスマスやセマナサンタなどで食べる、中南米の伝統料理です。
他にも、野菜や肉の煮込み料理など、これまで食べたことのないお料理が、たくさん並んでいました。
最後は、定番のフルーツの盛り合わせで締めました。
美しい景色と、珍しくて美味しいメキシコ料理に、大満足!
ごちそう様でした‼
3.ラウンジ
宿泊客専用のラウンジは、ルームキーで扉を解錠し、好きなときに利用できます。
中はかなり広く、ゆったりと寛げる雰囲気です。
窓からは、賑やかな通りの様子がよく見えます。
海外旅行では、通りを歩く人々を観察するのも、楽しみの一つですね!
クッキーなどのちょっとしたスナックや、コーヒー、紅茶などの飲み物が用意されています。
珈琲などを部屋に持ち帰ることもできますし、ペットボトルの水は、フロントにお願いすると、追加をいただくことができます。
水道の水が飲めない海外では、とても有難いサービスだなあと思いました。
4.ホテル内の装飾
「グランホテル シウダッド デ メヒコ」は、もとはデパートとして使われていた建物です。
1968年のメキシコオリンピックに合わせて、ホテルとして新たに開業したそうです。
エントランスを入ると、まず、豪華なシャンデリアが迎えてくれます。
そして、ホールに入ると、真っ先に目に留まるのが、あの有名なエレベーター。
装飾が、細やかで美しいです。
このエレベーターは、実際に動いていますが、自由に使えるわけではなく、ベルボーイさんにお願いして、乗せていただきます。
エレベーターのあるホールは、吹き抜けになっていて、周りをぐるっと廊下で囲まれています。
その廊下の手すりや照明なども、豪華で美しいです。
階段も素敵で、上ったり下りたりするだけで、とても優雅な気持ちになりました。
見上げると、天井には、素晴らしいステンドグラスがきらめいていました。
宿泊客以外の旅行者も、たくさん見学に訪れて、ホテル内の写真を撮っていました。
5.近くの観光地
「グランホテル シウダッド デ メヒコ」から、簡単にアクセスできる名所が、たくさんあります。
ここでは、徒歩圏内の観光地を5つ、ご紹介します。
◎メトロポリタン大聖堂
・「グランホテル シウダッド デ メヒコ」から徒歩1分
・入場料無料
2024年2月に訪れた際には、一部が修復中でしたが、内部を見学することはできました。
パイプオルガンが見事で、感激しました。
◎テンプロ マヨール
・「グランホテル シウダッド デ メヒコ」から徒歩1分
・入場料95ペソ(2024年2月現在)
外では、修復の様子が、博物館内では、発掘資料の展示が見られます。
◎国立宮殿
・「グランホテル シウダッド デ メヒコ」から徒歩1分
・入場料無料
・ガイドによるグループでの見学のみ
・事前に、パスポートを預ける必要あり
「ディエゴ・リベラ」の壁画が圧巻でした。
メキシコ大統領が、実際にここで執務をしているそうです。
建国の父と言われている「ベニート・フアレス」の執務室も、ありました。
◎ベジャス・アルテス宮殿
・「グランホテル シウダッド デ メヒコ」から徒歩約10分
・入場料90ペソ(2024年2月現在)
「ディエゴ・リベラ」の作品も見ごたえがありましたが、中の装飾を見学するだけでも、十分価値がありました。
前の広場にある「ペガサスの像」から反対方向には、「ラテンアメリカタワー」が見えます。
◎中央郵便局
・「グランホテル シウダッド デ メヒコ」から徒歩約10分
・入場料無料
メキシコシティの中央郵便局は、「世界一美しい郵便局」と言われているそうです。
旅の思い出に、この郵便局から日本の知人に、絵葉書を出しました。
郵便局の職員の方が、切手の貼り方やポストの場所まで、とても親切に教えてくださいました。
6.まとめ
いかがでしたか。
「グランホテル シウダッド デ メヒコ」の歴史的な建物と豪華な内装は、タイムスリップしたような優雅な気持ちにしてくれます。
また、歴史地区の中心であるソカロ広場に面し、徒歩で行ける名所が数多くあるだけでなく、メトロの「ソカロ」駅もすぐそばなので、観光にぴったりです。
次回、メキシコシティを訪れるときにも、ぜひまた宿泊したいです。
そして、もう少し足を伸ばして、オアハカやグアナファトなど、大好きな地方都市にも、行きたいと思います。